受賞者 ガールスカウト大阪府第137団
推薦理由(ガールスカウト大阪府連盟)
アサギマダラという蝶は、夏に信州や東北の涼しいところで生まれ、10月頃に大阪辺りを通過して台湾まで渡りをするが、詳しい生態はわかっていない。2020年に、このアサギマダラに興味を持ち、フジバカマという花が10月頃に咲き、密をすうために集まってくるのでフジバカマを植えることから活動が始まった。翌年たくさんのアサギマダラが飛来し、フジバカマを増やす活動やアサギマダラが飛来する環境を守る方法を学び実践を継続している。137団だけの活動にせず、地域の方々や近隣地域のガールスカウトとも里山探索をしたり、環境カルタや外来種生物カルタを作成して環境保全の大切さを広めている。
活動内容
アサギマダラ飛来への取組と里山活動
2020 年 11 月フジバカマを里山(妙見里山倶楽部の棚田)に植える
2021 年 4 月にも追加でフジバカマを植える
2021 年 6 月吉川保育所にもフジバカマ植える
2021 年 10 月にアサギマダラ飛来
2021 年 10 月下旬フジバカマ移植(137 団も棚田を 2段借用し移植)
2022 年 2 月 環境を考えペットボトルで作ったモグラ避けの風車を設置
2022 年 5 月里山デイキャンプ 団みんなで里山にハーブを植える
2022 年 10 月アサギマダラ飛来観察集会
<説明>
2020 年アサギマダラ(蝶)に興味を持ち、私たちの活動場所周辺にも飛来してほしいとフジバカマを植えた。シニア部門(中学生)が主となり里山活動を行い、団スカウトも定期的に訪れている。
2 年続けて飛来し、2022 年度はマーキングすることもできた。
近郊のたくさんの方々が飛来を見に訪れて喜んでもらっている。
フジバカマだけでなくハーブ・サトイモ・ダイコン・ヘチマ等育て、スカウトが自然の中で環境を守り、豊かな自然の大切さを体験から学んでいる。
野生鳥獣から花や野菜を守る大変さも知り、今後も里山活動を継続していきたい。137団サポーター2名の男性の協力も大きな力となっている。