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おおさか環境科


8月10日(水)と11日(木)の2日間、大阪南港ATCグリーンエコプラザ11階にて「おおさか環境科」の出張授業を行いました。

このイベントは環境教育の観点から、小学生たちが抱える夏休みの自由研究を手助けするという目的のイベントであり、大阪環境カウンセラー協会の連携のもと、2日間開催したものです。

今年は「木の声を聞こう」、「川の中の生き物」、「3Rについて」、「地球温暖化の最新情報」の4つの授業を開講し、計25人の子どもたちに受講していただきました。
昨年と同様「来年もぜひ開催してほしい」と、子どもたちだけでなく保護者の皆様にも好評のイベントとなりました。

イベントのちらしはこちら → おおさか環境科


今年は、大阪市立大学のボランティアサークル「CHOVORA!!」から7人の学生のみなさんがボランティアでお手伝いしてくださいました。
子どもたちと一緒に講義を聞いたり、工作の手伝いをしたり、木の観察や生き物の観察をするときには、子どもたちに声掛けをしたりと、積極的にイベントを盛り上げていただきました。

また、この取り組みを始めて5年目にして、初めて、ケーブルテレビ“ベイコム”の取材が入りました。
講師もスタッフも最初は緊張しましたが、うまく撮っていただいて、オンエアーを確認した後、安堵しました。
放映された地域が限定されたのが残念でした。

1:木の声を聞こう


身近にある自然である木の観察を行いました。
講師である樹木医の方と一緒に外へ出て、サクラ・ケヤキ・ワシントニアパーム・マテバシイの4本の木を観察し、聴診器で「木から聞こえる音を聞く」だけでなく、樹木に入った横ひびと縦ひびの違いを聞いたり、せみの抜け殻やコケの生え方を通して生物多様性についても学びました。
実物に触れることを大切にした講義でした。

2:川の中の生き物


水質によって生息する生き物が異なることを川の中の生き物の標本を見ながら、学びました。
講義の後、ルーペを使って標本を見ながら、スケッチをして水質別にファイルに整理してもらいました。
参加した子どもたちは、それぞれ自分の好きな生き物を選んで、熱心にスケッチしていました。
ファイルをきちんと整理したら、宿題の完成です。

3:3Rについて


3R、「ごみって何?」ということで、不用品を作ってしまうから、ごみになるので、「無駄な買い物はしない」ということに加えて、特にリサイクルにスポットを当てた授業を展開しました。
夏休みの宿題提出は、ペットボトルでプルバックカーを作りました。
工作ではタイヤの調整が難しく、なかなか走りませんでした。
その分、工夫をこらして走らせることができたときは拍手が起こりました。

4:地球温暖化の最新情報


早急にに解決すべき課題のひとつである地球温暖化に重点を置いた講義でした。
まず、地球温暖化の最新情報を地球温暖化防止コミュニケーターの方に伺いました。
増加する二酸化炭素により地球が覆われてしまう様子を、ピンポン玉を二酸化炭素に、ビーチボールを地球に見立てたシミュレーションを子ども達が学生とともに行いました。
その後宿題提出用のイライラ棒を作りました。

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